「冬に鬱になりやすいのはなぜなのか?」という疑問に対して、明確に答えられる人は少ないです。
鬱は一年中発症するリスクがありますが、冬になると発症する人が増えるということは寒さがメンタルに与える影響があるという計算になります。
寒くなると外出するのが億劫になり、日光に当たる時間も短くなります。
ただでさえ冬は日照時間が減少するので、外出する機会が減ると日光に触れる時間はどんどん短くなっていきます。
人間は日光を浴びると睡眠・覚醒リズムが整うように作られているので、定期的に外に出るのは大事なことです。
睡眠は体内時計をリセットする働きがあるので、質のよい睡眠を得られるようになる日光は人間にとって欠かせない存在でもあります。
メラトニンが分泌されないと体内時計は狂ったままになり、メンタルはどんどん不安定になっていきます。
この状態が長く続いてしまうと前向きな気分になるのが難しくなり、結果的に鬱になってしまいます。
冬になると鬱になりやすいのは寒さはもちろん関係ありますが、日照時間が短くなり、日光に当たる時間も短くなることも大きく関係していることが分かります。
メンタルを健康に保つためには定期的に外出をして、日光に当たるのが大事です。