東京都・南関東ブロック CKD対策会議が開催されました
昨年12月の中国ブロック会議(岡山市)に続き、2020年2月7日(金)にステーションカンファレンス東京にて、東京都・南関東CKD対策会議が開催されました。本地域におけるCKD対策の現状および今後の方向性について、厚生労働省、各行政担当者(東京都、八王子市、神奈川県、横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、千葉県、千葉市、船橋市、柏市、埼玉県、川越市、越谷市、川口市、吉川市)、医療者(柏原代表、伊藤代表、日本腎臓病協会の南学東京都代表、岡田南関東ブロック代表をはじめとする各県代表)の計33名にご出席頂き、意見交換が行われました。
第1部では、柏原代表、伊藤代表より、各班の研究計画や進捗状況等について報告がされました。また、厚生労働省の担当補佐から、国の様々な施策の中で、腎疾患対策が極めて重要な施策であることや来年度の関連予算等について報告がされました。続いて、神奈川県と埼玉県吉川市から、先進事例が報告されました。
第2部では、各都県・政令市・中核市に分かれてのグループディスカッションを通じて、CKD普及啓発や診療体制構築における課題などを共有することができ、各地域において今後のCKD対策を進めていくための貴重な意見交換の場となりました。また、地域のCKD対策実践の中心的役割を果たす日本腎臓病協会の各都県代表者と各行政担当者とが、顔の見える関係を構築できたことも大きな成果となりました。
文責 「腎疾患対策検討会報告書に基づく対策の進捗管理および新たな対策の提言に資するエビデンス
構築」分担研究者
東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧内科(リサーチ・ アドミニストレーター併任)
NPO法人日本腎臓病協会 慢性腎臓病対策部会 東京ブロック副代表